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2020年01月10日 15時01分

【イベントレポート】『サッカーとビジネスのプロが明かす育成の本質 才能が開花する環境のつくり方』発売記念トークイベント

サッカーから得られる学びをビジネスや人生へ活かす方法を徹底解説した書籍『サッカーとビジネスのプロが明かす育成の本質 才能が開花する環境のつくり方』の発売を記念して、12月27日、FROMONE S.C.にてトークイベントが開催されました。

著者である菊原志郎氏と仲山進也氏が登壇、参加者の質問に対して本の内容に沿いながら、ビジネス/サッカーの両側面から回答する形で進みました。

トークでは、リヴァプールへの移籍が話題になっている南野拓実選手のことも。
2011年U-17メキシコワールドカップで、菊原氏がコーチとして南野選手や中島翔哉選手らを率いてベスト8という成績を残した当時を振り返りました。結果を出せた要因として「準々決勝ではブラジル相手に2-3と負けはしたけど、終盤にはスタジアムの観客が日本コールをするほどのよいサッカーができた。個性的なメンバーを擁しながらも、日本代表という限られた活動の中で選手それぞれの特徴を活かしたチーム作りにあった」と言います。

印象的だったのが、「インビタクス」や「アルマゲドン」など、困難をみんなで乗り越えるテーマの映画を観て、感想をディスカッションしていたというエピソード。仲山氏によれば、選手たちがそれぞれの視点や考え方を共有することで相互理解が進み、「心理的安全性」が高まって本音を言い合える関係が生まれることで、チームの結束が強くなるといいます。特に、「あえてサッカーと直接関係のない映画というものを題材にすることで、サッカーの実力に影響されずにメンバーがフラットに話せる状態をつくれたのが成功のポイント」ということでした。


「自律型のチーム作り」のテーマでは、菊原氏の現役当時の話も飛び出しました。菊原氏が16歳でプロデビューを果たした頃の読売クラブは、ラモス瑠偉氏、武田修宏氏ら日本代表選手が数多く所属。その海千山千の猛者が集まるチームがどのようにまとまっていたのか、様々なエピソードをもとに解説がなされました。

参加者からは、「映画を題材にみんなで振り返りをするのがチームビルディングになることに感銘を受けた」、「チームとしてまとまるにはまず組織文化や哲学が大事で、そこから本音のすり合わせがあって、最終的にチームに貢献できる個人の成長に繋がるのだとわかった」などの声が寄せられ、今回のイベントの満足度の高さが伺えました。

最後に仲山氏から、「サッカーほど思いどおりにならないことは世の中にあまりない。手も使えないし、相手もいる。そんな難しいサッカーがうまくできるようになれば、そこから得た学びを活かすことで仕事も人生ももっと楽しめるはず。そんなふうにサッカーと人生をリンクさせながら生きていける『幸せなサッカー人』が増えていくといいですよねって志郎さんと話しながらこの本ができました」と書籍に込められた想いが語られて、イベントは幕を閉じました。

<書籍>

■販売価格
1,650円(税込)

■判型
四六判

■発行元
株式会社徳間書店

■目次
第1章 天才の育ち方
第2章 強いチームを育む組織文化
第3章 組織の育成─── 自走するチームのつくり方
第4章 個の育成1─── 伸びる子と伸びない子の違い
第5章 個の育成2─── 自走人の増やし方
第6章「個を伸ばす指導者・保護者」と「個をつぶす指導者・保護者」の違い
第7章 グローバル時代の育成
第8章 サッカーから学んだことを通して幸せになる

<登壇者>
■菊原志郎
1969年7月7日、神奈川県生まれ。元サッカー日本代表。広州富力足球倶楽部アカデミー育成責任者。小学4年から読売クラブ(現・東京ヴェルディ)でプレーし、15 歳でプロ契約、16 歳で日本サッカーリーグ最年少デビュー。20 歳で日本代表に選出される。Jリーグのレンタル移籍第1号として浦和レッズでプレー。引退後はヴェルディのコーチを経て、U- 15、U- 16、U- 17日本代表、JFAアカデミー福島、横浜F・マリノスジュニアユースでコーチを務め、2011年U-17 ワールドカップメキシコ大会では日本代表を18 年ぶりのベスト8 に導く。2018年より中国スーパーリーグの広州富力アカデミーで指導を行い、U- 13 中国足球協会杯で準優勝。翌2019 年には、U-14 中国青年運動会で優勝し、広州富力アカデミーの育成責任者 (Head of youth academy coaching)に就任。著書には、『すぐできる! サッカー・オフ・ザ・ボール』『DVD でマスター! ミニゲームでサッカーがどんどんうまくなる! 』(ともに学研プラス)などがある。

■仲山進也
1973年6月27日、北海道生まれ。仲山考材株式会社 代表取締役/楽天株式会社 楽天大学学長。創業期(社員約20 名)の楽天株式会社に入社、2000年に楽天市場出店者の学び合いの場「楽天大学」を設立、人にフォーカスした本質的・普遍的な商売のフレームワークを伝えつつ、出店者コミュニティの醸成を手がける。2004 年には「ヴィッセル神戸」公式ネットショップを立ち上げ、ファンとの交流を促進するスタイルでグッズ売上げを倍増。2016 年、横浜F・マリノスのプロ契約スタッフとなり、コーチ向け・ジュニアユース向けの育成プログラムを実施。 20 年にわたって数万社の中小・ベンチャー企業を見続け支援しながら、消耗戦に陥らない経営、共創マーケティング、指示命令のない自律自走型の 組織文化・チームづくり、夢中で仕事を遊ぶような働き方を研究している。著書には、人気サッカー漫画『ジャイアントキリング』とコラボした『今いるメンバーで「大金星」を挙げるチームの法則』(講談社)ほか多数ある。

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